田舎での午前中の仕事が終わって、車でうろうろして飯屋さんを探すがどこにも無くて、その辺のおばちゃんに聞いたら、ちょっと行ったら天ぷらやさんがあるよ、と教えてくれたので行ってみた。
入り口でメニューを見ると一番安いので1500円。あーなんじゃこりゃと思ったが仕方が無い。
中へ入るとなんか雰囲気が違うのに違和感を覚えつつカウンターに座った。
静かな音楽が流れている。うわっめっちゃ上品な天ぷら屋ひー。
なんか居心地が悪いんですけどーーーー。
料理を頼むと、なんか馬鹿でかい塩の塊を皿の上に乗せたものをカウンターの上に出して、料理人がぼそぼそと聞き取れない声で説明を始めたが、何を言っているのか分からずイラッとする。
結局出てきた天ぷらは普通の味で特に感動も無く量も少なくこれが最後ですと出された天ぷらをただ黙々と食べ終わると、いかがでしたか?と聞いてきやがったので、おいしゅうございました、と冗談交じりで言ったら真に受けてやがった。
別室にてコーヒーが用意してありますとのことで、行ってみると取っ手の無い湯飲み茶碗みたいなやつに入って出てきた。
これが熱くてつかめない。
口を近づけてすすると、さっきの天ぷらで口の中の上あごの皮がずる剥けていたので、ひいいいいいいいと言って飲めなかった。
もう二度と行かない。